事故にあった人は、「今まで普通に暮らしていた役割」から「危険を知りながら暮らしいく役割」に変わります。
これに対して、まあなんとかやっていけるだろうと思えればこの役割の変化も乗り越えられるので、トラウマからの回復になりますがなかなか難しい場合が多いです。
安全な暮らしかたが分からず不安や緊張を伴いながら暮らすというのが一種のトラウマ症状だと言えます。
トラウマは心的外傷と言われていますが心の傷と考えるより、乗り越えるのが難しい役割の変化だと考えると、自分は傷をもっている訳ではないと理解できます。